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〔偉人〕

浅井慎平(あさい しんぺい)

 
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プロフィールバー 〔浅井慎平〕のプロフィール
俗称・筆名 浅井慎平
本名 浅井慎平
生誕 1937年7月1日(昭和12年7月1日)
死没
出身地 愛知県瀬戸市
最終学齢 早稲田大学政治経済学部政治経済学科中退
職業 写真家、タレント
ジャンル 美術家
活動
代表作
記念館
言葉・信条

人生履歴 〔浅井慎平〕の人生(履歴・活動)

 愛知県瀬戸市生まれ、早稲田大学中退後、写真家を志し1965年に広告写真の登竜門である日本広告写真家協会賞を受賞、ビートルズ来日時に密着して写真をとり写真集を発刊、評判をとる。

 その後ハワイ、湘南の海をはじめ世界の海を撮り、1991年海岸美術館を建てこれ等の作品を展示紹介している。

 浅井慎平は写真にとどまらず俳句、小説、ガラス工芸等の異分野にも才能を発揮している。浅井作品は今までの写真とは違った新しさを感じる。またテレビのコメンテーターとして政治、経済、文化など幅広い分野で識見を披露している。


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浅井慎平の写真
(出典:Wikipedia)

人生履歴 〔浅井慎平〕の人生(履歴・活動)(続き)
浅井慎平 略歴
1937年
(昭和12年)

 愛知県瀬戸市生まれる。4歳より名古屋市中区大須に育ち、早稲田大学政治経済学部中退。

1965年

 日本広告写真家協会賞受賞

1966年

 ビートルズ来日時は密着し行動、写真集「ビートルズ東京100時間のドラマ」を出版して話題を呼ぶ。

1984年
(昭和59年)

 この頃からテレビのクイズ番組にレギュラー出演、正解率高く10年間継続する。

1991年

 昭和千葉県南房総市千倉町に「海岸美術館」を設立、館長に就任する。

 その後写真に留まらず、表現分野は、映画製作、文芸(小説、俳句)、ガラス工芸、テレビ番組コメンテイター等で幅広く活躍中。



ゆかりの地 〔浅井慎平〕ゆかりの地など
〔浅井慎平の海岸美術館を訪ねる〕

 アクアライン経由館山、千倉、勝浦への小トリップの途中、浅井慎平さんの記念館があるのを思い出し立ち寄ることにした。

美術館へのアプローチ 
美術館へのアプローチ
入り口近くの池 
入り口近くの池

 ネットで調べると海岸美術館という名で、富浦インターから40分程度だ。すぐ近くに千倉町の総合運動公園があるので、これを目指すとよい。駐車場は広く、ここから5分近く、日本のススキに似ている南米産パンパスグラスが陽に映えて美しい。美術館の周りには自然の池もある。


パンパスグラスと美術館 
パンパスグラスと美術館
  〔瀟洒な2階建て海岸美術館〕

 美術館へのアプローチ部分は真っ白な建物の真中を通り、受付で入場料840円を支払い2階に上がる。廊下の片側に世界の海の写真が飾られている。

美術館受付近く 
美術館受付近く

 スタッフの方に聞くと、この記念館は1991年にオープンし、浅井さんの作品を楽しむ美術館になっていると言う。 浅井さんはテレビ番組のコメンテーターとしてよく見る。もともと写真家で1966年ビートルズの写真で世に知られ、世界を股にかけ活躍している。


〔美術館の本館は広く、様々な工夫がある〕

美術館本館は広い板敷きのホールだ、何かのイベント開催もできる空間があり気持ちよい。真ん中に大きな背もたれ椅子があり、ここに座りゆっくりと作品鑑賞ができる、ホールの四面に大きな作品が20点から架けられている。

2階から入り1階へ 
2階から入り1階へ
美術館内部 
美術館内部

〔海の作品が多い〕

 海を撮った作品が多い。 ただ壁に作品が展示されているのではなく、ガラス壁面が多い。



庭から見た美術館 
庭から見た美術館
白いストーブ 
白いストーブ

 窓際には幾つかの小ブースがあり、ここにガラス細工作家でもある浅井慎平作品が展示され、外の風景とマッチ するようになっている。写真だけでなくガラス工芸品を含めた総合芸術の展示を最初から意図していたのだろう。ブースの一つにはセンスのあるデザインの白いストーブがあり、赤々と燃え、白と赤の対比が面白い。


ガラス工芸品と庭 
ガラス工芸品と庭
〔庭は広く、背面は山、池にもつながる〕

 外に出ると広い芝生の庭があり、こちらから建物をみるとデザインも斬新だ。スタッフの方2人が芝につながる木々間の雑草をとっている。浅井さんはいつも滞在してはいない。現役の方でこんな立派な美術館を持つ方は少ない。テレビにもよく出ているから忙しく、なかなか来られないようだ。

 受付のある建物と展示ホールの間には5m位の青で塗られたボートが展示されていて海を連想させる。


〔多彩な分野で活躍する浅井さんを知る〕

 浅井さんの写真家としての活躍は昔から良く知っている。写真と俳句をコラボレートした俳写の展覧会を代官山だったろうか、見に行ったことがある。俳句も素人の域を超えている。浅井流のモダンな写真に添えられた俳句はセンスと奥深さがある、俳句集も何冊か出しもう俳人だ。

〔展示サロン〕

 この記念館の受付奥のサロンには味のある木机と椅子があり、コヒーを飲みたくなる。その一部に俳句、写俳、小説、写真、エッセイ等の浅井作品が展示され、またキャビネットの中にはガラス工芸作品が展示されている。

建物の間にあるボートオブジェ 
建物の間にあるボートオブジェ

展示サロン 
展示サロン
展示作品の一部 
展示作品の一部

 浅井慎平さんのマルチタレンントぶりが伺える美術館だ。 また作品と建物、風景がマッチし<やすらぎとときめき>を与えてくれる。房総に出掛ける際はぜひ立ち寄って欲しい。


青木青眠 記
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